柳ヶ城跡(読み)やながじようあと

日本歴史地名大系 「柳ヶ城跡」の解説

柳ヶ城跡
やながじようあと

[現在地名]甲田町上甲立

五竜ごりゆう城跡の北方本村ほむら川対岸のきく山山系から南に延びる一支尾根の上に築かれた山城で、やなつぼつぼ山ともよばれた。比高六〇メートル、頂部に三〇メートル平方の郭をつくり、前面に数段の郭を並べ、先端および背後空堀を設けた臨時的なつくりである。「閥閲録」所収の宍戸美濃家書上に建武元年(一三三四、「国郡志下調書出帳」は応永年間とする)宍戸氏六代持家の弟朝家が、常陸宍戸ししど庄から安芸に下って上甲立かみこうたちに土着し、最初に入城した城という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 本村 しし つぼ

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む