柳一色村(読み)やないしきむら

日本歴史地名大系 「柳一色村」の解説

柳一色村
やないしきむら

[現在地名]穂積町稲里いなさと

上橋本かみはしもと村の南に位置し、主集落はなか川西岸に沿って南北に細長い。慶長郷帳には一色村とみえ、高二八〇石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では堀直寄(越後長岡藩)領。同五年尾張藩領となり、幕末に至る。正保郷帳では柳一色村とみえ、田二七〇石余・畑一〇石余・新開田八斗余。明暦覚書によれば概高一一六石余、人数六三、馬一〇。藩主鷹場があった。「濃陽志略」によれば家数一八・人数七九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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