日本歴史地名大系 「柳八幡町」の解説 柳八幡町やなぎはちまんちよう 京都市:中京区柳池学区柳八幡町中京区柳馬場通御池下ル南北に通る柳馬場(やなぎのばんば)通(旧万里小路)を挟む両側町。北は現御池(おいけ)通に、南は姉小路(あねやこうじ)通(旧姉小路)に面する。平安京の条坊では、町の西側が左京三条四坊二保六町東、東側が同坊三保一一町西の地。平安中期以降は三条坊門万里小路の南にあたる。仁和(にんな)寺(現右京区)蔵「一字仏頂経」奥書に「応保二年正月廿三日染筆、五月廿四日巳剋於三条坊門万里小路御壇所終功」とあり、平安時代後期にはこの付近に「御壇所」が存在したことがわかる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by