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薩戒記 さつかいき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

薩戒記
さつかいき

室町時代前期の貴族中山 (藤原) 定親 (1401~59) の日記。現存する部分は,応永 25 (18) 年から嘉吉3 (43) 年までのうち 19年分である。この記名は,後人が彼の名字の定 (さだ) と親 (ちか) の字をとり,それぞれの反切音 (はんせつおん) である薩 (さつ) と戒 (かい) をあてたもの。

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デジタル大辞泉の解説

さっかいき【薩戒記】

室町時代の公卿中山定親の日記。応永25年(1418)から嘉吉3年(1443)までの日記と、永享元年(1429)までの目録・部類記などからなる。室町中期の政治・経済史を知る重要史料。

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百科事典マイペディアの解説

薩戒記【さっかいき】

室町時代中期の公家である中山定親(さだちか)の日記。書名の〈薩戒〉は,〈さだちか〉の唐風反名(かえしな)(二字の人名の上下の音や訓を利用してつくる変名の一種)で,《霜台記(そうだいき)》《定親公記》などともいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

さっかいき【薩戒記】

藤原北家花山院流の公家中山定親の日記。1418年(応永25)から43年(嘉吉3)に至る日次記(7ヵ年欠)と48年(文安5)までの宣下,消息,部類抄などから成る。現存する自筆本は少ないが,多くの写本が伝えられている。異称は《霜台記》《中山霜台禅門記》《定親公記》など。書名はその名サダチカの上下の音サカによる。内容は公武の政治情勢,京都の社会情勢・世俗状態などを示し,この時代の重要史料である。未刊。【小泉 宜右】

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大辞林 第三版の解説

さっかいき【薩戒記】

室町時代の公卿中山定親の日記。1418年から43年までの日記二一冊(うち7年間欠)と、48年までの宣下・消息・その他の抄記から成る。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

薩戒記
さっかいき

権大納言(ごんだいなごん)中山定親(なかやまさだちか)(1401―59)の日記。「定親卿記(さだちかきょうき)」「定親公記」「薩戒御記」「中山霜台(なかやまそうたい)禅門記」などの別名がある。万里小路時房(までのこうじときふさ)の日記『建内記(けんないき)』と並び室町時代中期の政治、社会、文化の動向をうかがい知ることのできる重要史料である。欠失分があるが、1418年(応永25)から47年(文安4)までの日記が残されている。また宣下(せんげ)・消息の抄記や部類抄、私要抄がある。[黒田日出男]

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