20世紀日本人名事典 「柳原貞次郎」の解説
柳原 貞次郎
ヤナギハラ サダジロウ
- 生年
- 明治19(1886)年6月26日
- 没年
- 昭和48(1973)年9月23日
- 出生地
- 大阪府
- 学歴〔年〕
- 京都帝国大学文学部卒,京都帝国大学大学院宗教心理学専攻修了,ケンブリッジ聖公会神学校(米国)〔大正6年〕卒
- 経歴
- 明治45年大阪三一神学校講師、大正2年から川口基督教会で牧師を助けて活動、4年6月執事按手をうけ大阪聖ヨハネ教会の牧師となる。同年8月米国のケンブリッジ聖公会神学校に留学、6年卒業し帰国。7年6月司祭叙任、聖ヨハネ教会司牧。戦後20年日本聖公会大阪教会補佐主教、22年主教となり、37年退職、戦後の教会・教区の復興に貢献した。またプール学院、聖バルナバ学院などの理事長を務めた。著書に「イエスを慕ひて」「基督教読本―聖公会」「キリストの要点」「幸福に関する十五条」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報