日本歴史地名大系 「柳瀬城跡」の解説 柳瀬城跡やないせじようあと 高知県:香美郡物部村柳瀬村柳瀬城跡[現在地名]物部村柳瀬天然の要害である上韮生(かみにろう)川と楮佐古(かじさこ)川の合流地にあった柳瀬の土豪柳瀬氏の城。中世を通じて発展し、上韮生川筋の久保・安丸両氏とともに勢力を伸ばした。築城に際しては上韮生・楮佐古の双方の川水を城の後ろの堀に引きいれ、楮佐古川の流路を変えたという。「南路志」は柳瀬貞重筆記をひいて次のように述べる。<資料は省略されています>天正一六年(一五八八)の韮生谷地検帳には「土ゐヤシキ」一五代が記されるが、これについても貞重筆記は次のように記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報