柴名村(読み)しばなむら

日本歴史地名大系 「柴名村」の解説

柴名村
しばなむら

[現在地名]茂原市柴名

大沢おおさわ村の東に位置し、南以外の三方丘陵に囲まれる。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に柴名村とみえ、高四三三石。慶長一六年(一六一一)に三浦監物による検地があった(文化一四年「村明細帳」石井家文書)。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では旗本小浜領。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では旗本神尾・安倍(安部)二氏の相給、家数四五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android