柴巻村(読み)しばまきむら

日本歴史地名大系 「柴巻村」の解説

柴巻村
しばまきむら

[現在地名]高知市柴巻

蓮台れんだい村の北東にある山村土佐郡に属し、「土佐州郡志」には地頭分じとうぶん(大部分は現土佐郡鏡村)一村として「芝巻村」とみえ、「広袤十六町」と記す。天正一七年(一五八九)の地頭分地検帳に芝巻村とあり、検地面積二町六反四七代五歩、うち田分二町四三代二歩・山畠分一反二〇代・屋敷四反三四代三歩。屋敷数五、うち居屋敷四。すべて芝巻平兵衛の給地。同年の地頭分切畑地検帳によると四筆三九代の切畑があり、すべて芝巻平兵衛の給地で小麦・粟が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android