柴戸(読み)シバド

デジタル大辞泉 「柴戸」の意味・読み・例文・類語

しば‐ど【×柴戸】

《「しばと」とも》柴を編んで作った戸。柴の戸。転じて、粗末な住居

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精選版 日本国語大辞典 「柴戸」の意味・読み・例文・類語

さい‐こ【柴戸】

  1. 〘 名詞 〙(しば)でつくった粗末な戸。転じて、粗末なすまい。柴扉(さいひ)
    1. [初出の実例]「臨昏帰柴戸」(出典権記‐長保二年(1000)七月一九日)
    2. [その他の文献]〔李端‐憶皎然上人詩〕

しば‐ど【柴戸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しばと」とも ) 柴を編んで作った戸。転じて、粗末な住居。さいこ
    1. [初出の実例]「かげろふのもゆる柴戸に小蝶の遊び」(出典:歌謡・歌沢節(1830‐44頃)二編・かげろふもゆる)

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