柿の核(読み)かきのさね

精選版 日本国語大辞典 「柿の核」の意味・読み・例文・類語

かき【柿】 の 核(さね)

  1. かき(柿)の種
    1. [初出の実例]「やらきどくや、かきのさねがおつる」(出典:虎明本狂言・柿山伏(室町末‐近世初))
  2. 小判、板銀の異称
    1. [初出の実例]「ためておく・ゑては出家にかきのさね」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))
  3. けちん坊かきのたね。
    1. [初出の実例]「もはや日ごろと引かへこうした所にてははぢじゃが、あのしわんぼうのかきのさねめちくしゃうめ、どろぼうめ」(出典:咄本・かの子ばなし(1690)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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