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柿の種(読み)カキノタネ

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

かきのたね【柿の種】

とうがらしの辛みをきかせたしょうゆ味の、小さな細長い粒状のあられ。ピーナッツを混ぜたものも多く、これを「ピー」ということもある。酒のつまみによく用いる。◇新潟・長岡の米菓製造会社「浪花屋」の創業者今井與三郎が1924(大正13)年に考案したものとされる。うっかり踏み潰した金型をやむなくそのまま使って歪んだ小判形のあられを作ったところ、取引先に「柿の種に似ている」と言われたことをヒントに製品化したという。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

かきのたね【柿の種】

柿の種子。
柿の種子の形をした唐辛子をきかせたあられ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

柿の種
かきのたね

あられ、かき餅(もち)の一種。新潟県長岡市の浪花(なにわ)屋の創製。大正年間に、小判型の煎餅(せんべい)をつくろうとして失敗し生地(きじ)を切り刻んでしまったところから偶然でき上がったのが柿の種であった。柿の種状のあられはどこでも売っているので、登録菓子名とするには業者間での問題があったが、結局浪花屋が「元祖柿の種」とすることで収まった。越後(えちご)米のうまみを生かした米菓で、手のひらにとってさらさらとこぼれる感触と、トウガラシのきかせ方をほどほどにしたしょうゆの風味が柿の種の生命である。第二次世界大戦後は酒のつまみとして人気を獲得した。[沢 史生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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