柿芝村(読み)かきしばむら

日本歴史地名大系 「柿芝村」の解説

柿芝村
かきしばむら

[現在地名]氷上町柿柴かきしば成松なりまつ

北端葛野かどの川が流れ、東は上成松あげなりまつ村、南は弘浪こうろう(五二〇メートル、別称高山寺山)。弘浪山の高山こうさん(現真言宗大覚寺派)の門前集落として発達し、旧表参道が残る(「氷上郡志」など)。本村柿芝、枝村は坂本さかもと(丹波志)。「氷上郡志」は葛野川対岸の成松村を枝村とする。江戸時代中期頃より同村の但馬への街道筋の町場を柿芝町と称した(旧葛野村誌)。慶長三年(一五九八)織田信包(柏原藩)領となる。正保郷帳に村名がみえ田高一一六石余・畠高三〇三石余、日損・水損少しあり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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