栃尾観音堂(読み)とちおかんのんどう

日本歴史地名大系 「栃尾観音堂」の解説

栃尾観音堂
とちおかんのんどう

[現在地名]天川村大字栃尾

てんノ川右岸の小堂。開基沿革は不詳だが、江戸時代前期の僧円空の製作になる、いわゆる円空仏を安置することで知られる。円空仏は本尊聖観音菩薩をはじめ大弁財天・金剛童子・護法神像の四体で、丁寧な仕上げのものと、荒い鉈彫のものとがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む