日本歴史地名大系 「大峯山」の解説
大峯山
おおみねさん
- 奈良県:吉野郡
- 大峯山
広義には大峰山脈をさし、狭義には
大峰山脈は東の
この急峻な山々を対象として古く修験道が発達し、山上ヶ岳頂上の山上蔵王堂(→大峯山寺)はその根本道場で、現在も五月から九月にかけて山入が行われ、白衣の行者が集まる。雄大な眺望とともに深林美と岩石美をもって知られ、行者以外の登山者も多い。山上ヶ岳への登山道は、吉野山から峰伝いに大天井ヶ岳を経て同山に至るものと、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報