日本大百科全書(ニッポニカ) 「栄州」の意味・わかりやすい解説 栄州えいしゅう / ヨンジュ 韓国(大韓民国)、慶尚北道(けいしょうほくどう/キョンサンプクド)内陸にある都市。面積668.73平方キロメートル、人口12万6415(2000)。1980年、市に昇格。95年、栄豊郡と統合。乃城(だいじょう)川上流に発達した山間盆地の中心地である。中央線、嶺東(れいとう)線、慶北線などが交わる交通の要衝地として急速に発展した。太白山地域の鉱産物、林産物、東海岸(日本海側)の水産物の集散地である。付近には喜方寺、浮石寺、および朝鮮最初の書院である李(り)氏朝鮮中期に建てられた紹修書院など、名勝古跡がある。[森 聖雨] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例