デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗原貞子」の解説 栗原貞子 くりはら-さだこ 1913-2005 昭和-平成時代の詩人。大正2年3月4日生まれ。昭和6年,アナーキスト栗原唯一と結婚。戦時中「人間の尊厳」などの反戦詩をかく。20年広島で被爆。夫とともに「中国文化連盟」を結成し,21年機関誌「中国文化」を創刊,原爆特集号に詩「生ましめんかな」を発表,また反戦詩集「黒い卵」を自費出版した。その後も原水爆禁止運動にとりくみ,「私は広島を証言する」「ヒロシマ・未来風景」などを刊行。平成17年3月6日死去。92歳。広島県出身。可部高女卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例