日本歴史地名大系 「栗見大宮天神社」の解説 栗見大宮天神社くりみおおみやてんじんしや 滋賀県:神崎郡能登川町宮西村栗見大宮天神社[現在地名]能登川町新宮 新宮西愛知(えち)川左岸近く、新宮西(しんぐうにし)の東川原(ひがしかわら)に鎮座する。栗見の天神、上山(かみやま)の天神、長浜(ながはま)の天神とも称される。祭神は大国主(おおくにぬし)命・菅原道真・誉田別(ほんだわけ)尊。旧村社。当社記によれば、天慶元年(九三八)比良山方面から琵琶湖辺の長浜に移った天神が長浜天神とよばれ、天文一三年(一五四四)その社殿が漂着したので、当地でも造営したという(阿弥陀堂区有文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by