栗谷川通(読み)くりやがわどおり

日本歴史地名大系 「栗谷川通」の解説

栗谷川通
くりやがわどおり

盛岡藩の地方行政組織三三通の一つ。厨川通とも記す。東は盛岡城下、北は沼宮内ぬまくない通に接する。現在の盛岡市の一部と滝沢たきざわ村全域にあたる。「邦内郷村志」によれば管内の村は八村で、下栗谷川村・上栗谷川村・土淵つちぶち(現盛岡市)大釜おおがま村・篠木しのぎ村・大沢おおさわ村・鵜飼うかい村・滝沢村(現滝沢村)。「雑書」慶安四年(一六五一)七月二九日条に「栗谷川御仮屋御作事奉行」とあり、奉行二人の名がある。翌五年三月二日条に「鵜飼之御仮屋奉行」の名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む