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鵜飼 うかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鵜飼
うかい

広島県南東部,府中市の中心市街地の一部。府中の桐たんすの発祥地で,現在もたんすを中心とした家具や織物産地地名芦田川で行われていた鵜飼にちなむ。 JR福塩線鵜飼駅がある。

鵜飼
うかい

能の曲名。榎並左衛門五郎作,世阿弥改作。五番目,殺生物。甲斐の石和 (いさわ) 川で禁を犯して鵜飼いをし,簀巻きにされた鵜飼師の亡霊を,旅僧回向 (えこう) によって成仏させるというもの。阿弥陀信仰による『法華経』賛美譚。

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デジタル大辞泉の解説

うかい【鵜飼】[謡曲]

謡曲。五番目物。榎並左衛門五郎作。世阿弥改作。禁漁の所で漁をして殺された鵜飼いの霊が、一夜の善行によって閻魔(えんま)大王に許され、極楽へ送られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

うかい【鵜飼】

能の曲名。五番目物。鬼物。古作を世阿弥が改作。前ジテは鵜飼いの老人後ジテは地獄の鬼。旅の僧たち(ワキ,ワキツレ)が甲斐の石和(いさわ)川に赴く。鵜飼いの老人が来かかるので言葉を掛けてみると,僧の一人が前に接待を受けた宿の老人だった。老人は,実は自分はすでに死んで地獄に落ちている者だと打ち明け,殺生禁断の場所で鵜を使ったのが見つかり,川に沈めて殺されたのだと物語る。そして罪滅ぼしのためにといって,生前そのままに鵜飼いをして見せるが(〈鵜ノ段〉),やがて闇の中へ消え去る。

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大辞林 第三版の解説

うかい【鵜飼】

能の一。五番目物。榎並えなみ左衛門原作、世阿弥改作。甲斐の石和いさわ川で禁漁を破って殺された鵜飼いの霊が、旅の僧の回向えこうによって往生する。

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