精選版 日本国語大辞典 「栢梨」の意味・読み・例文・類語 かえ‐なしかへ‥【栢梨】 〘 名詞 〙 昔、摂津国栢梨の庄から朝廷に献じた甘酒。その地で産する梨で造る。宮中の仏名会(ぶつみょうえ)に公卿および衆僧の勧盃(けんぱい)の料とした。《 季語・冬 》[初出の実例]「亥一剋御仏名始如レ常、〈略〉かへなし候由雖レ申二案内一、於レ余者不レ著」(出典:殿暦‐康和三年(1101)一二月二六日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例