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仏名会 ぶつみょうえ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仏名会
ぶつみょうえ

『仏名経』 (12巻) を読誦する法会。陰暦 12月 19日から3日間,清涼殿や諸国の寺院で行われた。5~6世紀の中国で種々の仏名経典が翻訳,編集されたが,菩提流支の訳した『仏名経』には1万 1093の仏陀,菩薩の名前が列挙されている。

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デジタル大辞泉の解説

ぶつみょう‐え〔ブツミヤウヱ〕【仏名会】

陰暦12月15日(のちに19日)から3日間、宮中や諸国の寺院で仏名経を読んで三世諸仏の名号を唱え、その年の罪障を懺悔(さんげ)し消滅を祈る法会。仏名懺悔。お仏名。 冬》「板敷に光るつぶりや―/嘯山」

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶつみょうえ【仏名会】

御仏名,仏名ともいう。《三劫三千諸仏名経》(《仏名経》)に基づき,毎年12月中旬の3昼夜にわたり,内裏の清涼殿で過去・現在・未来の三千仏名を唱え,その年の罪障を懺悔し,国家の安寧,皇室の息災などを祈願した法会。歳末に各種の《仏名経》を内裏で読誦したことは,764年(天平宝字8)12月の《正倉院文書》に初見する。以後ときに仏名読誦が行われたが,年中行事として定着したのは,838年(承和5)元興(がんごう)寺僧静安の発願で,清涼殿において願安,実敏,道昌などにより3昼夜にわたって内裏仏名懺悔が行われてからである。

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大辞林 第三版の解説

ぶつみょうえ【仏名会】

12月19日より3日間仏名経によって三世の三千の仏の名前を3日間唱えて、罪の消滅を祈る法会。宮中でも室町時代まで恒例の行事として清涼殿で行われた。御仏名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仏名会
ぶつみょうえ

御仏名(おぶつみょう)、仏名懺悔(さんげ)ともいう。仏の名、仏名経を唱えて、懺悔滅罪(めつざい)を期する行事。過去・現在・未来の三世、八方上下計十方の国にいます三千ないし十万の仏の名を唱え礼拝(らいはい)する。日本では、9世紀ころに静安が始めたといい、宮中仁寿殿などで12月19日から3日間、賢護が奏進した一万三千仏画像を掲げ、地獄変の屏風(びょうぶ)を立て回し唱礼するようになった。のち1月の行事となった。『枕草子(まくらのそうし)』『栄花物語』『三宝絵詞(えことば)』に出る。[木内曉央]

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