共同通信ニュース用語解説 「核のごみの最終処分」の解説
核のごみの最終処分
原発の使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出す再処理の過程で出た廃液をガラスと混ぜ、固めた高レベル放射性廃棄物が「核のごみ」と呼ばれる。極めて強い放射線を出し続けるため、国は地下300メートルより深い岩盤に埋めて数万年以上、人間の生活環境から隔離する方針。最終処分場の選定は文献調査、ボーリングで地質を確認する概要調査、地下施設を造る精密調査の3段階。概要、精密調査は市町村長や知事の意見を聞き、反対があれば進まない。
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