核のごみ最終処分と交付金

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核のごみの最終処分と交付金

原発使用済み核燃料を再処理し、ウランプルトニウムを取り出した後の廃液には、寿命が長い放射性物質が含まれ、極めて強い放射線を出して発熱する。日本ではガラスと混ぜて固め、金属容器に入れて地下300メートルよりも深くに数万年埋めておく計画。高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分と呼ばれる。処分場選定に向け、活断層有無や土地の浸食状況を確認する「文献調査」、ボーリングにより地質岩盤を調べる「概要調査」、地下に調査施設を設置する「精密調査」の3段階がある。国からの交付金が文献調査を受け入れた自治体に最大20億円、概要調査では最大70億円支払われる。精密調査の交付金は未定

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