核を巡る最近の米中動向

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核を巡る最近の米中動向

バイデン米政権は昨年10月公表の核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」で、核抑止力は「米国の最優先事項」だと明記し、日本を含む同盟国への「核の傘」の強化も掲げた。米国防総省は翌11月に発表した中国の軍事動向に関する年次報告書で、中国の運用可能な核弾頭が400発を超えたと推定、2035年には約1500発になると分析した。中国は相手より先に核兵器を使わない「先制不使用」を宣言しているが、信頼性を疑問視する声もある。米国は、核使用を敵の核攻撃阻止や反撃に限る「唯一の目的」宣言の採用を一時検討したが、断念した。(共同)

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