コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

原子核物理学 げんしかくぶつりがく nuclear physics

翻訳|nuclear physics

5件 の用語解説(原子核物理学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原子核物理学
げんしかくぶつりがく
nuclear physics

核物理学ともいう。原子核の構造と性質,原子核同士の相互作用による核反応などを研究する物理学の分野。 1896年の H.ベクレル放射能の発見,1911年の E.ラザフォードの原子核の存在の証明に始った原子核の研究は,粒子加速器および粒子検出器の開発・改善を経て実験的研究が発展をとげた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

げんしかく‐ぶつりがく【原子核物理学】

原子核の特性・内部構造・核反応などを研究する物理学。核物理学

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

原子核物理学【げんしかくぶつりがく】

原子核の構造,性質,反応等を研究する物理学の一部門。原子核のスピン磁気モーメント結合エネルギー励起状態等静的な性質の研究と,放射能核反応等動的な性質の研究とがある。
→関連項目原子核原子核模型原子物理学素粒子原子核研究所西川正治

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

げんしかくぶつりがく【原子核物理学】

原子核の性質と構造、および核反応を研究する物理学の部門。原子核の構成粒子と核力の性質が明らかになると核反応と新しい核種の発見があいついで行われ、ついで粒子加速器などを利用して個々の核種の励起状態と核の内部構造の研究が行われてきた。核物理学。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原子核物理学
げんしかくぶつりがく
nuclear physics

原子核、素粒子および宇宙線に関する物理学の総称。原子核、素粒子および宇宙線の現象は、電磁的相互作用や重力の影響を受けるが、これ以外の強い相互作用弱い相互作用決定的な役割を演ずる。いいかえれば物質の原子的構造を研究する物性論に対し、物質のさらに深い層を対象とする分野といえよう。この意味の原子核物理学を核物理学ともいう。また、原子核物理学を狭く原子核に関する物理学の分野という意味に用い、これに対して素粒子現象を研究する分野を素粒子論、素粒子学particle physicsという。今後このように使い分けていくものと思われる。原子核物理学の実験的研究には加速器など大規模な装置を必要とする。日本では高エネルギー加速器研究機構、日本原子力研究開発機構、理化学研究所東北大学大阪大学核物理学センターなどに強力な加速器が設けられている。またこの分野は原子力研究の基礎分野の一つでもある。[田中 一・加藤幾芳]
『杉本健三・村岡光男著『原子核物理学』(1988・共立出版) ▽阿部龍蔵・川村清監修、永江知文・永宮正治著『原子核物理学』(2000・裳華房) ▽朝倉物理学大系編集委員会編『現代物理学の歴史1 素粒子・原子核・宇宙』(2004・朝倉書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の原子核物理学の言及

【原子核】より

…この力は核力と呼ばれ,その起源を説明するものとして,湯川秀樹により核子が中間子をやりとりすることによって生ずるという,いわゆる中間子論が生まれた。
[原子核物理学の発達]
 この分野の研究は,その後続々と発見された新しい粒子と,その間の相互作用を扱う素粒子物理学と原子核そのものを研究対象とする原子核物理学とに分かれ,後者では,原子核のさまざまな性質を核力から出発して説明しようとする基礎論と,比較的簡単な模型(原子核模型)によって観測されている事実を系統的に記述しようとする現象論とが並行して発達した。原子核模型としては,まず,原子核の核子密度や核子当りの結合エネルギーが質量数にあまり依存しないという飽和性から,原子核を液滴で近似する液滴模型が提唱され,この模型は原子核のおおまかな性質を説明するのに成功すると同時に,核分裂過程,原子核の集団運動,さらには最近の重い原子核どうしの衝突などを記述する模型の出発点となっている。…

※「原子核物理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

原子核物理学の関連キーワード原子核反応原子核分裂原子核融合超重核核変換原子核崩壊同位核原子核人工変換原子芯原子磁石

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

原子核物理学の関連情報