根拵網(読み)ねこさいあみ

精選版 日本国語大辞典 「根拵網」の意味・読み・例文・類語

ねこさい‐あみ【根拵網】

  1. 〘 名詞 〙 大型の定置漁網。建網類のうち台網一種定置網漁業の先進地である富山湾の台網はすでに江戸時代初頭から使用され、この系統の網で各地に伝播されたものも少なくなかったが、そのうち、江戸後期に伊豆相模に伝えられたものをいう。明治中期の資料でみると、垣網(かきあみ)の長さ二〇〇間(約三六〇メートル)、所要の漁船六隻、漁夫数十人にも及ぶ網であった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む