日本歴史地名大系 「根金新田村」の解説 根金新田村ねがねしんでんむら 埼玉県:蓮田市根金新田村[現在地名]蓮田市根金蓮田台地の北部にあり、元荒川の右岸に位置する。西は根金村および元荒川を隔てて荒井(あらい)新田村・柴山(しばやま)村(現白岡町)、東は貝塚(かいづか)村、北東は元荒川を隔てて篠津(しのづ)村(現白岡町)。古くは閏戸(うるいど)郷に属したという。村の開発は足立郡別所(べつしよ)村(現伊奈町か)の九十郎によって行われたと伝える(風土記稿)。元禄一一年(一六九八)まで閏戸村に含まれたとされるが(風土記稿)、寛文五年(一六六五)の上尾宿助馬調(「絵図面村々高」田中家文書)に臨時助人馬指定村として「新根金村」がみえ、この頃から分村化が進んでいたと考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by