桁違(読み)けたちがい

精選版 日本国語大辞典 「桁違」の意味・読み・例文・類語

けた‐ちがい ‥ちがひ【桁違】

〘名〙 (「桁」はそろばんの玉を貫く縦串)
① 数の位取りを間違えること。
※赤えんぴつ(1956)〈加藤康司〉訂正ばなし「数字の間違いで多いのはケタ違いだ」
② (形動) ある物事価値等級程度などが他と非常にかけ離れていること。また、そのさま。段違い。けたはずれ。
狂歌徳和歌後万載集(1785)一三「思ふことかなはねばこそ うき世とは かねて存じて 居りぬれど ややそろばんの けたちがひ 二六時中に かねほしと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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