桂剥(読み)かつらむき

精選版 日本国語大辞典 「桂剥」の意味・読み・例文・類語

かつら‐むき【桂剥】

  1. 〘 名詞 〙 大根胡瓜など、五~六センチメートルの輪切りにしたものを、中心に向かって渦巻状に薄くむいて長い帯状にするむき方。刻んで刺身つまなどに用いる。かつらはぎ。
    1. [初出の実例]「大根をあきれるほどすばやくかつらむきにして糸のように細く切ってつまを作った」(出典:楡家の人びと(1964)〈北杜夫〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android