( 1 )インドでは三千年以前より栽培。また「旧約聖書」の民数記にもその名が登場する植物。中国へは漢の頃、張騫が西域から持ち込んだと伝えられ、そのため、「胡瓜」と表記されたという。
( 2 )「Qiuri(キウリ)」〔日葡〕、「Qivri(キウリ)」〔羅葡日〕の例から考えるとキューリという長音でなく、キ・ウ・リと発音されたと考えられる。
( 3 )「和名抄」に記載されていること、平城宮跡から種子が出土したことなどから、日本へは一〇世紀以前に伝来したとされる。この品種は、東南アジア、中国南部経由の華南型で、日本では、長い間、完熟したものを食しており、近世までは野菜として重視されなかった。明治以降、中国北部経由の華北型が導入され、各地に広まった。
( 4 )水神と関係する祇園信仰と結びついており、祭で初物のキュウリを供え、川に流す風習が広く見られる。河童の好物とされるのも水神信仰とかかわる。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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