桂巌寺(読み)けいがんじ

日本歴史地名大系 「桂巌寺」の解説

桂巌寺
けいがんじ

[現在地名]成羽町下原 白谷

曹洞宗に属し、山号は華嶽山。本尊釈迦牟尼。万治三年(一六六〇)に領主山崎氏の菩提寺として建立され、山崎豊治が讃岐丸亀藩時代から帰依していた今治いまばり(現愛媛県今治市)大仙だいせん寺の桂堂淳芳を招聘開山とする。寺名は成羽藩祖家治の法名桂巌院より命名、当地で死去した豊治・二代義方・九代義尊・一〇代義柄・一一代治正・一二代治祗などや家臣が葬られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 堂宇 バリ 今治

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む