桂巻(読み)カツラマキ

デジタル大辞泉 「桂巻」の意味・読み・例文・類語

かつら‐まき【×桂巻(き)】

桂包かつらづつ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桂巻」の意味・読み・例文・類語

かつら‐まき【桂巻】

〘名〙 室町時代、長い布で鉢巻きのように頭部を包み、前で結んで下げたもの。京都桂女(かつらめ)風俗からはじまる。多く、庶民女子の風俗。桂包み。桂紐(かつらひも)鬘帯(かつらおび)
※俳諧・桜川(1674)冬二「鯨にかつらまきといふあれば、鯨突つなや正木のかつらまき〈不入〉」

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