桂巻(読み)カツラマキ

デジタル大辞泉 「桂巻」の意味・読み・例文・類語

かつら‐まき【×桂巻(き)】

桂包かつらづつ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桂巻」の意味・読み・例文・類語

かつら‐まき【桂巻】

  1. 〘 名詞 〙 室町時代、長い布で鉢巻きのように頭部を包み、前で結んで下げたもの。京都桂女(かつらめ)風俗からはじまる。多く、庶民女子の風俗。桂包み。桂紐(かつらひも)鬘帯(かつらおび)
    1. 桂巻〈福富草紙〉
      桂巻〈福富草紙〉
    2. [初出の実例]「鯨にかつらまきといふあれば、鯨突つなや正木のかつらまき〈不入〉」(出典:俳諧・桜川(1674)冬二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大山のぶ代

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん...

大山のぶ代の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android