桂林の一枝(読み)ケイリンノイッシ

デジタル大辞泉 「桂林の一枝」の意味・読み・例文・類語

桂林けいりん一枝いっし

《晋の郤詵げきしん進士に合格したとき、「桂林一枝を得たにすぎない」と帝に言ったという「晋書」郤詵伝の故事から》わずかな出世

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桂林の一枝」の意味・読み・例文・類語

けいりん【桂林】 の 一枝(いっし)

  1. ( 「晉書‐郤詵伝」の「詵対曰、臣挙賢良、対策為天下第一、猶桂林之一枝、崑山之片玉、帝笑」による。晉の郤詵(げきしん)が、賢良に挙げられ、雍州刺史に任ぜられたとき、武帝にいった言葉 ) わずかに一枝片玉を得たにすぎない、わずかな出世の意。とるに足りない、自分の地位が足りないたとえ。また転じて、科挙に合格することのたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む