桃節山(読み)もも せつざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桃節山」の解説

桃節山 もも-せつざん

1832-1875 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)3年11月1日生まれ。出雲(いずも)松江藩の儒者桃翠庵(すいあん)の養子。佐藤一斎,安井息軒らにまなび,藩校修道館の教授となった。廃藩後は島根県歴史編修御用掛,教員伝習校監事。明治8年11月18日死去。44歳。本姓は杉。名は好裕。字(あざな)は君綽。通称は文之助。別号に修斎。著作に「出雲私史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android