事典 日本の大学ブランド商品 「桐の華」の解説
桐の華
筑波大学(茨城県つくば市)の大学ブランド。
桐の花酵母を使用した純米吟醸酒。生命環境科学研究科・内山裕夫教授の微生物生理化学研究室で開発された、桐の花から分離した清酒酵母を用い、来福酒造会社(筑西市)が醸造、商品化した。純米の香りがほのかに漂うすっきりとした辛口の味わいに仕上がっている。銘柄は大学の校章が五三の桐型であること、商品が桐の花由来の酵母仕込みであること、さらに桐の花の華やかで上品なイメージを考慮して、学内公募により選定された。ラベルの文字は書を専門とする人間総合科学研究科・菅野智明准教授、ラベルデザインはビジュアルデザインを専門とする同学科・田中佐代子准教授による。なお、「桐の華」は、2009(平成21)年10月に商標登録済(第5270492号)。権利者は、国立大学法人筑波大学。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報