日本歴史地名大系 「桐迫村」の解説 桐迫村きりさこむら 大分県:直入郡久住町桐迫村[現在地名]久住町久住久住村の北に位置し、点在する小集落からなり、そのうちの境川(さかいがわ)村を肥後街道が通る。キリコ、キリザコともいう。郷帳類では久住村に含まれたと思われ、元禄見稲簿には久住村内桐迫村とみえる。旧高旧領取調帳では独立して高付され、高五七二石余。「肥後国誌」では久住村内桐迫村の高四七三石余、地内に境川・梅木(うめのき)・大迫(おおさこ)・室(むろ)・石(いし)ヶ坪(つぼ)・岡(おか)・中(なか)・宮(みや)ノ尾(お)・馬場(ばば)など九ヵ小村がある。石原(いしわら)村への道が通じ、竹山(たけやま)境までの距離二町二三間。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by