20世紀日本人名事典 「桑原専渓」の解説 桑原 専渓クワハラ センケイ 昭和期の華道家 桑原専慶流家元(13代目);日本いけばな芸術協会監事。 生年明治33(1900)年9月20日 没年昭和55(1980)年11月7日 出生地京都府京都市 本名桑原 正 学歴〔年〕京都府立第一商業専攻科〔大正11年〕卒 経歴26歳の時いけばなの道に入る。元禄時代の立花の名手富春軒仙渓を祖とする家系を継ぐも、昭和5年勅使河原蒼風や中山文甫らと“新興いけばな宣言”を発表、新興いけばな協会設立。13年桑原専慶流13代家元継承、のち京都いけばな協会初代会長を務めた。革新的な立場から戦後の前衛いけばな時代には京都諸流の中心的存在として重きをなした。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑原専渓」の解説 桑原専渓 くわばら-せんけい 1900-1980 昭和時代の華道家。明治33年9月20日生まれ。創作いけ花にとりくみ,昭和5年勅使河原蒼風(てしがわら-そうふう)らと「新興いけばな宣言」を発表。13年桑原専慶流13代家元をつぐ。戦後も前衛華道界の中心にあり,京都いけばな協会会長をつとめた。昭和55年11月7日死去。80歳。京都出身。本名は正。初号は宗慶。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by