桑山 正一(読み)クワヤマ ショウイチ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桑山 正一」の解説

桑山 正一
クワヤマ ショウイチ


職業
俳優 舞台演出家

肩書
民衆舞台(劇団)代表

本名
桑山 正一(クワヤマ マサカズ)

生年月日
大正11年 8月16日

出生地
東京市 本所区業平町(東京都 墨田区)

学歴
日本映画学校演技科〔昭和18年〕卒

経歴
軍隊生活を経て、昭和22年、山本安英の「ぶどうの会」結成参画、木下順二作「夕鶴」の与ひょう役は有名だった。ぶどうの会解散後の40年11月、小沢重雄、井上和行らと劇団「民衆舞台」を結成、代表として主に演出を担当した。映画は35年に全農映の「日本の子供たち」に初出演以来、数多くの名作脇役で抑制した巧演を見せる一方、大衆娯楽映画ではアクの強い演技を見せた。テレビもNHK「馬六先生人生日記」以来多数出演している。

没年月日
昭和58年 9月4日 (1983年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「桑山 正一」の解説

桑山 正一
クワヤマ ショウイチ

昭和期の俳優,舞台演出家 民衆舞台(劇団)代表。



生年
大正11(1922)年8月16日

没年
昭和58(1983)年9月4日

出生地
東京市本所区業平町

学歴〔年〕
日本映画学校演技科〔昭和18年〕卒

経歴
軍隊生活を経て、昭和22年、山本安英さんの「ぶどうの会」結成に参画、木下順二作「夕鶴」の与ひょう役は有名だった。ぶどうの会解散後の40年11月、小沢重雄、井上和行らと劇団「民衆舞台」を結成、代表として主に演出を担当した。映画は35年に全農映の「日本の子供たち」に初出演以来、数多くの名作に脇役で抑制した巧演を見せる一方、大衆娯楽映画ではアクの強い演技を見せた。テレビもNHK「馬六先生人生日記」以来多数出演している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「桑山 正一」の解説

桑山 正一 (くわやま しょういち)

生年月日:1922年8月16日
昭和時代の俳優;演出家。「民衆舞台」主宰
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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