日本歴史地名大系 「桓武天皇柏原陵」の解説 桓武天皇柏原陵かんむてんのうかしはらのりよう 京都市:伏見区堀内村桓武天皇柏原陵[現在地名]伏見区桃山町永井久太郎桓武天皇は光仁天皇の長子。母は渡来人系の高野新笠。延暦三年(七八四)長岡京遷都、延暦一三年平安京遷都を行い、律令制再建の積極的な政策を実行した。延暦二五年三月一七日没す。当初、葛野国宇太野(うたの)(現右京区)に山陵地を定めたが、賀茂神の近くで神社の災いと思われる火災が起こったため、大同二年(八〇七)八月に場所を現在地に変更した(類聚国史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by