桔梗色(読み)キキョウイロ

デジタル大辞泉 「桔梗色」の意味・読み・例文・類語

ききょう‐いろ〔キキヤウ‐〕【×梗色】

桔梗の花のような青みがかった紫色

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桔梗色」の意味・読み・例文・類語

ききょう‐いろ キキャウ‥【桔梗色】

〘名〙
染色の名。うすい藍色。はなだ色。枳柑色(きこういろ)。ききょう。きちこういろ。
② 桔梗の花のような色あい。あお紫色。ききょう。きちこういろ。〔装束抄(1577頃)〕

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色名がわかる辞典 「桔梗色」の解説

ききょういろ【桔梗色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「こい青紫」としている。一般に、キキョウ科キキョウの花のような青紫の色をさす。秋の七草の一つで、7月から9月に花を咲かせる。平安時代から続く伝統色。秋に着用する服飾の色とされた。かさね色目いろめの名でもあり、表は二藍ふたあい、裏は現代でも和服、和装小物、和菓子ほか、カラーインク、オーディオプレーヤーなど幅広く用いられている。

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