桜鯎(読み)サクラウグイ

デジタル大辞泉 「桜鯎」の意味・読み・例文・類語

さくら‐うぐい〔‐うぐひ〕【桜×鯎】

桜の花が咲くころにとれるウグイ腹部が赤い婚姻色を帯びるところからいう。 春》「散りうかぶ―の日和ひよりかな/蓼太

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精選版 日本国語大辞典 「桜鯎」の意味・読み・例文・類語

さくら‐うぐい‥うぐひ【桜鯎】

  1. 〘 名詞 〙 桜の花の咲くころにとれるウグイ。このころはちょうど産卵期にあたり、赤の婚姻色にいろどられたウグイが産卵のために瀬に集まり、多量に漁獲される。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「三月〈略〉桜鱥(ウグイ)」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)

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