日本歴史地名大系 「梅月村」の解説 梅月村うめつきむら 島根県:益田市梅月村[現在地名]益田市梅月町高津川支流の本俣賀(ほんまたが)川上流域に位置し、東は左(ひだり)ヶ山(やま)村、北は本俣賀村、地名は往古梅に月を描いた酒屋があり、闇夜に画の月が照ったとあることに由来するという(石見八重葎)。本俣賀川の河谷低地に集落がある。益田から横田(よこた)村に通ずる街道が郷(ごう)・奥梅月(おくうめつき)の集落を縦貫する。江戸時代の支配の変遷は高津村と同じ。元和三年(一六一七)の竹村丹後守引渡証文(亀井家記稿本)に村名がみえ、高二九二石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by