梅若忌(読み)うめわかき

精選版 日本国語大辞典 「梅若忌」の意味・読み・例文・類語

うめわか‐き【梅若忌】

  1. 〘 名詞 〙 梅若丸の命日供養。毎年四月一五日(古くは陰暦三月一五日)、梅若塚のある東京都墨田区の梅柳山木母寺(もくぼじ)大念仏を修し、その冥福を祈る。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「梅若忌日も暮れがちの鼓かな」(出典:山廬集(1932)〈飯田蛇笏〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android