日本歴史地名大系 「梅英寺」の解説 梅英寺ばいえいじ 岐阜県:本巣郡本巣町曾井村梅英寺[現在地名]本巣町曾井中島文殊(もんじゆ)との境近くに所在。江南山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊釈迦如来。寺伝によれば、天文(一五三二―五五)頃西河原(にしかわら)に創立され、正受庵と称し天台宗であった。元禄年間(一六八八―一七〇四)出雲国松江天倫(まつえてんりん)寺の石翁大智浄聖が方県(かたがた)郡岩崎(いわさき)村(現岐阜市)に来住の折、石翁に帰依した青木三郎左衛門が自身の土地を寄せ、正受庵を現在地に移し、石翁を開祖として梅英寺と称したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報