梛筏(読み)ナギイカダ

デジタル大辞泉 「梛筏」の意味・読み・例文・類語

なぎ‐いかだ【××筏】

キジカクシ科の常緑小低木。高さ約30~50センチ。枝は濃緑色の平たい卵形で先がとがり、葉のように見える。葉は鱗片りんぺん状。雌雄異株で、5月ごろ、葉状の枝の中ほどに白い小花をつけ、丸く赤い実を結ぶ。地中海沿岸地方の原産で、明治初年に渡来

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精選版 日本国語大辞典 「梛筏」の意味・読み・例文・類語

なぎ‐いかだ【梛筏】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の草本状常緑小低木。地中海沿岸原産。日本へは明治初年に渡来し、観賞用に栽植される。高さ約三〇センチメートル。葉は鱗片状で小さく、卵状披針形で長さ約二センチメートルの葉状枝が葉のように見える。雌雄異株。夏、葉状枝の中脈の下部に白い小さな六弁花がつく。果実は径約一センチメートルの球形で赤く熟す。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「梛筏」の解説

梛筏 (ナギイカダ)

学名Ruscus aculeatus
植物。ユリ科の常緑小低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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