梨棗(読み)りそう

精選版 日本国語大辞典 「梨棗」の意味・読み・例文・類語

り‐そう‥サウ【梨棗】

  1. 〘 名詞 〙(なし)と棗(なつめ)。転じて、梨と棗はともに版木に用いられるところから、版木、また、版木にして出版すること。
    1. [初出の実例]「因為校討、分章析句、登諸梨棗以償負薪之志云」(出典童子問(1707)序)
    2. [その他の文献]〔孫詒譲‐札迻序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「梨棗」の読み・字形・画数・意味

【梨棗】りそう

版木。

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