梶八次郎(読み)かじ はちじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梶八次郎」の解説

梶八次郎 かじ-はちじろう

1823-1858 江戸時代後期の武士
文政6年生まれ。梶安広の3男。常陸(ひたち)水戸藩士。天保(てんぽう)15年藩主徳川斉昭(なりあき)が幕府から謹慎を命じられた際,諸藩無実をうったえる。安政5年斉昭がふたたび処罰されると江戸にむかうが,無実の訴えがききいれられないのをなげき,同年9月8日自刃(じじん)した。36歳。名は安正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例