梶曲阜(読み)かじ きょくふ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梶曲阜」の解説

梶曲阜 かじ-きょくふ

1799-1874 江戸時代後期の俳人
寛政11年生まれ。摂津伊丹(兵庫県)で酒造業をいとなむかたわら,伯耆(ほうき)(鳥取県)の杜城にまなぶ。伊丹俳壇の指導者として知られ,上島鬼貫(おにつら)の句風をしたい,その句碑をたてた。明治7年11月14日死去。76歳。通称は大和田屋金兵衛。別号に照顔斎,松の本。著作に「照顔集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android