森井村(読み)もりいむら

日本歴史地名大系 「森井村」の解説

森井村
もりいむら

[現在地名]出石町森井

尾崎おざき村の西、国府こくふ道南側の山麓丘陵地に位置する。古くは森村と称した。また森居とも書いた(宝永三年出石藩所替書類など)。寛永一七年(一六四〇)検地帳(森井区有文書)には「森村」とみえ、高一四五石余。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図には森井とみえる。出石封内明細帳によると拝領高一三〇石余・改出高一五石余、これらの内訳は屋敷二石余・麻畑二石余・田方一一五石余・畑方二四石余、ほかに古新発高一石余・新発高四斗余、家数一八・人数六九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android