森尾村(読み)もりおむら

日本歴史地名大系 「森尾村」の解説

森尾村
もりおむら

[現在地名]豊岡市森尾神美台かみよしだい

出石いずし郡に属し、香住かすみ村の東、立石たていし村の北に位置する。江戸時代を通じ出石藩領。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図に村名がみえ、高二九六石余。宝永三年(一七〇六)の村明細帳(平尾家文書)によると高三三七石余・反別二八町四反余、牛七。桑・楮少々を植栽し、養蚕もわずかではあるが行っていた。出石封内明細帳でも高三三七石余(拝領高二九九石余・改出高三七石余)内訳は屋敷高四石余・麻畑高二石八斗余・田高三一五石余・畑高一五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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